2012年05月15日

ラオス、船で上陸

5月13日

楽しかったチェンコーンともお別れ。
パパイヤビレッジでは友人も増えたし、飯はうまいし、水と洗濯とチャリはタダだし最高であった。名残惜しいですがこのままだと住み着いてしまいそうなのでラオスに向かいます(^O^)

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ひろこさんと。


昨晩は新婚旅行で羨ましいルートをたどるご夫婦とウイスキー&ビールで夜中まで話した。学生時代を思い出す買ってきた酒とお菓子だけの飲み会。しかもメコン川の真横!こりゃ豪盛でしょう!!
ご夫婦は世界中旅行に行っているし、生きた情報をいっぱい持っているので話が面白すぎた。共通の趣味があって楽しそうな夫婦生活だなあ。やっぱり目標がなくては生きててもつまらない。
おかげでミャンマーに行きたくなってしまいました。またラオスで逢えるかな?


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出発前に行きつけだったカオピャック屋さんへ行く。これで20B。むっちゃ安いしうまい。しかし英語は通じません。パパイヤビレッジから歩いて3分くらい。



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さあイミグレーションへ。河を船で渡っての国境越えなんて素晴らしいじゃないか!しかし国境越えは国境越え。出国、入国審査がめんどくさ・・・



瞬殺!!!



速攻終了。ラオス側はやる気なさ過ぎて、入国カード殆ど見ずにスタンプ!土日は1ドル払わないとならないので注意。


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国境ら辺。渡し船で40B。



聞いてはいたがネパール・インド間よりも簡単だった。空路、陸路、そして河路と国境越えを果たした。あとはなにかな?


ラオス着いてそうそう名物を頂く!当然でしょう!!
スローボート乗り場まで行く途中でATMで金をおろし、まずは、

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サンドイッチ

といってもフランスパンで!その昔フランスの植民地だったためこんなダイナミックなサンドイッチに。


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そしてビアラオ

ラオスといえばこれしかないぜ!国産ビール!味はふつうに美味しいです。暑いからなおさらビールが手放せません・・・


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嗚呼、メコン川

ここでラオスの移動。ラオスは最近かなり改善したようだが移動が大変。道は悪いし、山と川ばっか。チェンコーンからフエサイに行きつき、そこからルアンパバーンへ行きたい場合は陸と河の選択肢がある。陸はもちろんバス、河はスローボートとスピードボート。
バスは夜行が取れれば安い。山間を縫うように走る悪路は我慢我慢。寝てたら大丈夫かな。
河はメコン川を下ってルアンパバーンを目指す。スピードボートは最速で8時間くらいでつくが、パッと見は競艇のように突っ走っていく。値段も高いし、ヘルメット着用の水しぶきバンバンのまさにカネで時間を買う感じ。
スローボートは昔からの主流でメコン川をゆっくりゆっくり1泊2日かけて下る。



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まあ断然バスがおすすめ。なのになぜ値段も高く(220000KIP=2200円くらい)1泊するので宿泊費まで発生するこんなモンに乗ったかというと、マイ・ベストムービーの1つ「地獄の黙示録」の影響だ。
ベトナム戦争時、あのどこで襲われるか、どこに敵が潜んでいるかわからない恐怖のメコン川クルーズのあのシーンを体験したかったからなのだ!!
乗船してみると、9割が白人!非ラオス人非白人は僕だけ。白人集団はうるさいからあまり好きではないが今日に限っては嬉しい。なぜなら白人というエキストラはメコンを恐る恐る進むアメリカ軍を醸しだしてくれるじゃないか!



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橋建設中。そのうち川渡りの国境越えはできなくなるとか・・・

出発。遅い。遅々として進まぬ。そして白人たちは大量に買い込んだ酒や食い物を貪り始める。残念ながらローレンス・フィッシュバーンはいないがこのゆっくり進む感じがいいじゃないか。とても戦争シーンには見えないが、狭い場所なんか進むと「っぽい」ので良い。今はもちろんそんなことが起こるはずもなく、ワーグナーが聞こえるわけでも、ナパーム弾の匂いがするわけでもなく、泥からヌーっと人が出てくるわけでもない。でも実際はむっちゃ怖かっただろうなあとか思ったりして一人楽しんでいた。


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船内は割に広く、オフシーズンなので少し席も空いていた。ただ一人の東洋人のためか臭いからかは知らないが、誰も横に来てくれなかったので大名座りしていた。


ちなみに船内ではたいした食料は買えず、飲み物も激高。さらに休憩もなし(トイレは付いている)ので糧秣は買い込んでおくように。白人は山ほどビールを持っていて羨ましかった・・・

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サンドイッチを頬張る。横においておいたため常に誘惑してきやがった。二時に食べるつもりが気づいたら胃の底の方へ消えていた。こいつとの死闘はまさに文学者の葛藤のようにねちっこくそして果ては生死の問題まで抱き込むように延々と対峙していた。まあ要するに食っちゃった。


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景色最高!!


18時半に停泊。船が着いた瞬間に猛烈な客引き。さらに平然と麻薬を誘ってくるハッピーな人たちも大勢いる。さすがゴールデン・トライアングル。
しかしここは宿代、メシ代、むっちゃ高い。宿はだいたい近場で30000KIP以上、飯もタイより高い。旅行者の足元を見ているだけかもしれないが、激安だと聞いていたラオスは最近の物価高で旅行者天国は幻想になってきていると聞いた。
なんでもラオス人は旅行(そもそもしないのか?)でもホテルとか使わないらしく、外人しか利用しないため「外国人料金」らしい。物価高もあって5年前と比べて2倍くらいになった宿もあるんだとか・・・


市場とか屋台に行けばたらふく食えるらしいので、めざせルアンパバーン。
ビアラオのんで寝よう。明日も早いし。



5月14日

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高い割に蛇口をいくら捻っても水すらでない宿にて起きる。普通はルームチェックを要求し、その時蛇口ひねったりトイレきれいか見たりするのだが、天井より吊るされし見事な馬鹿でかい蚊帳をみて即了承してしまったことが悔やまれる。でも蚊帳最高!

昨晩は珍しくシャワーを浴びないと寝られない始末。メコン川を下るスローボートと言っても扇風機すらついていない為、日が当たると非常に暑く熱帯特有のあの嫌な汗が吹き出たからだ。

汚れたランニングシャツの親父に水が出ないことを言いつけると、懐中電灯を持ってどこかへ消えていった。5分くらいして開けっ放しにしておいた蛇口からチョロチョロと水が出始める。そんな具合なのでお湯は出るはずもなく、冷たくて少ない水量で身体を洗うハメになる。40000KIPも宿代を取っておきながらと思ったが、考えてみたら400円。タイバーツだと120Bくらいか。桁の大きさで高い高いと思い込むフシがあるがレートの計算は冷静に。ラオスではタイバーツもドルも使える。それに日本円換算まで頭の中でやるものだから数学を中2で無条件降伏した僕にとっては辛い作業だ。


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食堂のかわいい看板娘

しかしラオスは食い物の物価が高い。外人向けのレストランは非常に高く、タイはバンコク並ではないか?チェンコーンで安物価を堪能していたのでこれは痛く感じる。ラオスでは食料品は安いが調味料などはほとんど輸入に頼っているため、このようになってしまうのだとか。なので地元民が通う市場や食堂に活路を求めるべし。
ちなみにビールは安いので嬉しい。



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本日もスローボート。18時くらいまでらしい。本当にスロー。完全に外人向けのメコン版遊覧船である。今日は多めに糧秣を買う。サンドイッチ2本、クッキー一箱、水1L。乗り込む前に食堂で豚肉入りの炒め麺とでかいソーセージを食う。全部タイに比べると少し高く何故か損した気分だ。

スローボートは朝10時に出発。9時半と聞いてはいたが。今日も白人オンパレードだ。またまた大量の荷物を買い込み、背には巨大なバックパック、腹にはサブバックを着ける白人バックパッカースタイルでよちよち急坂を降りて乗り込む。



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しかし白人連中は昨日の元気は全くなく、本日はとても静か。スローボートに飽きたのだろう。かくいう僕もさすがに地獄の黙示録気分も冷めがちだ。なんせ長い。スローボートの情報を聞いたりネットで調べると「景色は良いが30分で飽きる。」という答えが大半。
たまに岸辺で子供たちが遊んでいる風景や、ラオス人の漁師の船、奇岩や深いジャングルを拝めたりする。まあバスが良いだろう。

今日も隣には誰も来なかった。たった一人の怪しい東洋人の放つ「誰も来るなよ!」というオーラを感じ取ってくれたのか?席は狭いが席ごと動かせるので早めに来て完全なセッティングをしておいた。ここは僕の要塞と化す。


ここからはまたサンドイッチとの戦いだ。することといったら読書くらいなので(ちなみに読書好きにはスローボート最高です。)本ばっかり読んでいるが、チラチラ視界に入るサンドイッチ。2本を半分ずつに切ってくれたので、2時間に半分だけ食っていけば夕方まで持つ計算。しかし本を読む程度の活動なのになぜか腹は減る。サンドイッチはメコンの風に乗り移り誘惑する。はじめの2時間は我慢したが14時にはなくなっていた。昨日に引き続きの完敗である。




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と、後ろのカップルが話しかけてきた。フランス人とラオス人女性?のカップルだ。どうやら一眼カメラの使い方がわからないらしい。手すりに止まったトンボを撮りたいらしいがうまくできないから教えてくれといった感じ。たぶん一眼でさっきからパシャパシャしてるカメラ王国日本人だからか?

この二人、ニコンのちょっと前の一眼カメラを持っていたが、F値どころかマニュアルやオートすらわからずダイヤルをくるくるしていた。盗品ではないかという疑念が湧き立つが教えることに。

と言っても僕もカメラは初心者だし、そもそもカメラ用語の英語がわからん。F値を下げると後ろがボケるよ!とかSのダイヤルはシャッタースピードだよ!とかISOの説明も英語で行った。実際撮ってみて教えるのとあとはジャパニーズ・オノマトペだ。
「F スモール バック ぼや〜。」
「F ビック バック シャープ!」
「ISO ビック ナイト OK バット ザーザー!!」

意外とこれで理解してくれます(^O^)
もちろん顔芸とジェスチャーは必須。「ぼや〜」の顔は難しいので要練習。
コミュニケーションは度胸と愛嬌、そして豊かな想像力!!
この旅で学んだ大事なことの一つです。しかしあのカメラ怪しい・・・



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ルアンパパーンには18時着。客引き攻勢が怒涛のごとく・・・ってあれ?
白人にばっかし行って僕には一人も来ない。客引きが来ないとは意外と寂しいことに気づいた。



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ナイトバザールをやっていた。色とりどりの生地で作られたカバンや民族衣装が並ぶ。なんか外人料金なのかむっちゃ高いが、見てる分は綺麗です。

宿さがし。相場は50000〜60000KIPと見た。まあタイ並。彷徨いながら歩くとCHITLATDAというゲストハウスに行き着く。プーリーのすぐ横。川じゃない方ね。シングル40000KIPで風呂付きシャワー温水トイレあり。WIFIは部屋では使えないが玄関の辺でいけます。早いです。おすすめ。白人が多い。バックパック背おった白人ツーリストが群がっている宿は大抵安くて綺麗。彼らは魚群を見つけたカモメなり。


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ほぼ同着した日本人と一緒に飯を食いに行く。ひろこさんに聞いていた「皿にもり放題」定食屋へ。カレー皿よりちょっと小さい皿に好きなだけつげる。しかも10000KIPだから100円くらい。親父の怪訝な顔を無視して盛りまくる。見よ!遠慮を忘れた日本人は恐ろしいのだ!!

ビアラオ飲んで寝る。やっとラオスっぽくなってきた。
posted by 小太郎 at 00:46| Comment(0) | ラオス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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