2013年04月19日

ヤンゴン その@

ヤンゴン

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眠い目をこすりながら自宅を出たのは朝の7時だった。
新婚旅行という大義名分を掲げ、10日もの休みを頂戴した。

僕はちょうど一年ぶりの海外渡航に胸踊っていた。
たった3ヶ月の間だったが完全に僕の人生を狂わすほどの衝撃を与えたアジア旅行。
もう日本のリーマン生活は送れる身体ではなく、日々拘束感という被害妄想でどんよりしていた。
ミャンマーはそんな僕の1年ぶりの気付け薬なわけだ。

ところで嫁さんは初海外。
ほぼ普通の教育と普通の生活を送るうえで知りうるミャンマーという国はアウンサンスーチーくらいなものなのに、人生でたった一回の新婚旅行をそんなところに捧げられてしまった哀れな女性です。
しかし、僕の経験上では海外の不安なんてものは行ってしまえば「こんなもんか」てなくらいなので大丈夫だと踏み切った。

関西国際空港へはバスで2時間、11時から韓国の仁川国際空港へ。
仁川国際空港は降りたったそばから日本語の看板が出迎えてくれる。なんか海外に来た感じがしない。
不安だった乗り継ぎも矢印通りに歩いていくだけ。

お互い胸をなでおろし、悲しいかな貧乏新婚旅行。
ミャンマー往復70000円という安チケットはここで4時間も待たされる。
金で時間は買える。手間も省ける。豪華な休憩所も使える。
僕らはただただタブレットに入れた本や漫画を読むのだった。

19時にヤンゴンへ向かう。
飛行機に乗り込むと床下から犬の鳴き声がするくらいで特に何も起こらず。
映画で新作007を見ながら6時間のフライト。

現地時間23時にヤンゴン国際空港に降り立つ。
地方空港のような小さなシロモノでちっこい飛行機がコロコロしている。
外に出るとムアっとした熱気が全身を隈なく包み込む。
ああ、亜細亜!!

やはり慣れないのは入国の儀。
今回の旅の最大の難関でもある。
入出国で何回かトラウマなことが有りこいつだけはなれない。
最大のネックは英語ができないこと。
学んだ術はとりあえずスマイルで乗り切る。

ビザと入国カードとパスポートを出してカメラに顔を向けておくだけで・・・終わった。
ミャンマー人、優しい!!
中国やインドやベトナムで受けたあの恐怖(賄賂まで払った)は一切無かった。
嫁さんとともに一つ不安が消えて喜びをわかちあう。


そんな時間なので空港で寝てやろうかと思ったが、ちっぽけなヤンゴン空港ではそんな気の利いた場所はなかったのでタクシーでゲストハウスへ向かうことに。
僕は宿の予約はしたことがない。まあオフシーズンなので空いているだろうという希望的観測と色々物色して決めたかったから。

でもこんな夜中なので目をつけていたWhite House Guest Houseへ。
朝飯が美味いというのをチェック済みだ。
空港からスーレーパゴダ周辺の安宿が多く集まるダウンタウンへ(夜間料金10ドル)

White House Guest Houseは0時まではやっているという下調べ通り、やってはいたがむっちゃ眠そうなおじさんが出てきた。
タクシーの運ちゃんとの値切り合戦やら暑さやらで嫁がしんどそうだが、安いツインはなんと8階!!!
二人で24ドル。部屋は扇風機とちっこい窓とベッドが2つで共同シャワー&トイレ。これはかなり暴利。
なんやかんやで移動ばかりの初日は終わる。


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夜明けの眺め。シュエダゴォン・パヤーが遠くに・・・


蒸し暑いわノド乾きまくりだわで苦しい朝。
しかし、噂通りの豪華な朝飯。ビュッフェ式でトーストまで焼けちゃう。炭火で。
腹ごしらえをしたとこでヤンゴンの街へ。




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スーレーパゴダはこの街の中心。すべての道はここから







1,ボージョーアウンサンマーケット


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いきなり買い物!!というわけではなく、両替である。
両替は銀行やホテルよりもここが一番良いらしい。
スーレーパゴダから北西方向に朝からビール片手に向かう。
2階建ての東南アジアらしいゴッチャゴチャした市場。
闇両替をいなしながら両替屋を探すもなかなか無い。
何度か聞くもあっちこっちに救急病院さながらのたらい回しだ。

やっと見つけた両替屋は少し奥まったところに。
翡翠商品を売っている店の怪しい兄ちゃんだった。
レートは100ドル札で850チャット。
なぜか大枚だとレートが良い。20ドル札で100ドル分でも少しレートが悪くなった。

分厚い札束を分散し、いざロンジーを買うことに。
ロンジーとはミャンマー人の普段着で腰巻のことだ。街中いたるところで見られる。
女性はタメインという。女性用はとても綺麗な刺繍のものが多く、日本の着物っぽい柄もある。
男性用は地味だがチェック柄のものとかある。
持論だが、その国の衣類こそ最強なので買ってみた。
着やすいし何より涼しい。結局、最後までロンジーで過ごした。

ちなみにロンジーの巻き方が意外とコツがいる。
なのでしょっちゅう町中で呼び止められて巻き直してくれる人が多かった。
優しいぜミャンマー人!!


2,バスチケット購入


ボージョーアウンサンスタジアムのすぐ南にバス会社オフィス(といっても窓口だけ)がある。
バガン行きのチケットはオフシーズンとはいえ人気らしいので予約しておくことに。
窓口は簡素な机と電話とむっちゃ古いパソコンが並ぶ。
何件か回ってみるも、バガン行きがなかったり、ふっかけられたり、20分くらい待たされたあとで無いって言われたりなどなど・・・

結局店員曰く「ファーストクラス」な20時発の夜行で10時間ほどのバスに。
値段は一人15ドル。


3,カバーエー・パヤー・聖洞窟

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バス会社でえらく待たされたおかげで熱中症になりそうなくらいというかなった。
今は暑季。麗しの桜の国から灼熱の熱帯に降りたったので身体がまだ香港上空くらいだ。

ヤンゴンは広い。とりあえずタクシーで向かうは行きたいところの一番北にあったカバーエー・パヤー・聖洞窟。
パヤー内部に入るのはこれが初めて。
まずチェックすべきはマナーである。
マイ標語「肌の露出は控えめに、帽子は取って、裸足で行こうねパヤー」
靴は預けるところがある。帰りには少しチップ的なものを。ちなみに小さい額の紙幣がない時は困る。

おみやげ屋の通りを抜け、寺院内部へ。
裸足なので足の裏が剥がれそうなくらい熱い。タイル貼りなのだが、40度近い中で灼熱の日差しでフライパン状態な地面を駆け足で行く。

寺院内はとにかくド派手。装飾散りばめた壁や柱、ハイコントラストな宗教画、そして奥には金ぴかな仏像。仏像は多種多様で中には電飾でピッカピカな人口後光を装備したものも。

聖洞窟は仏教のサミット的なモノが行われたことがあるくらいなのでむっちゃ広い。
そして現地の人達がこの中で祈っていたり、寝ていたり、遊んでたり、飯食ったり、寝てたりする。
ミャンマーでは寺院は神聖な場であり、家のようなものでもあると感じた。なんか生活と一体化した感じがいいんだよな〜

と、ほくそ笑みながら外に出るとチャーターしたタクシーが鳩のクソまみれだった。



4,チャウッターヂー・パヤー

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聖洞窟から南に下る。
あまりの暑さで夫婦の会話もない。
チャウッターヂー・パヤーは全長70m、高さ17mな大胆さで寝っ転がっておられる。
他では見られない西洋風な顔立ち。
目がものすごくリアルなのでちょっと気恥ずかしさもある魅惑の目線。


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160門キック


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四方八方から祈られてます。



寝仏って日本では見られません。
日本人的感覚ならなんかサボってそうな感じを受けるが、実際見ると優しい感じがします。
大乗仏教と上座部仏教の違いではあるが、このあっつい環境では寝っ転がってるくらいがちょうどいいのだとわかった。


つづく




この記事へのコメント
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
Posted by 初めての株 at 2013年12月30日 23:26
ありがとうございます。
ミャンマーとってもいいとこでしたよ。
ぜひ行ってみてください。
Posted by 管理人 at 2013年12月31日 12:41
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
Posted by 履歴書バイブル at 2014年06月29日 11:17
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