2013年04月23日

バガン

P4080225_R.JPG


バガンへはアウンミンガラー・バスターミナルへ。
ヤンゴンはバスターミナルや空港までがかなり遠い。そしてバスが使い勝手悪い。
タクシーで行くとダウンタウンからは30キロ近くある。
混みあう時間だと、空港やバスターミナルまで1時間近くかかってしまうらしい。

そんなことで20時出立予定だが、18時前にはタクシーで向かう。
インヤー湖で喧騒を忘れて涼んでいた直後に拾ったタクシーの運ちゃんが非常にむさ苦しい兄ちゃんだった。
ミャンマー人っぽくないガタイと滑舌が悪すぎる兄ちゃんは、客が日本人だとわかるとしきりに「チンジー、チンジー!!」「マッチェスターユン!マッチェスターユン」とわめきちらす。

僕の普段使っていない脳細胞を70%まで消費して神算したところ、「香川真司、マンチェスター・ユナイテッド!」といっているようだ。
ミャンマーではサッカーが大人気らしく、日本人というとすぐに香川真司や長友佑都、中村俊輔なんかが出てくる。

バスは「JJ」というバス会社。バスはファーストクラスというくらいだから期待していなかったものの、今までに乗ったことがないくらいのファーストクラスだった。
リクライニングはフラットに近く、寒すぎるクーラー、ミネラルウォータのサービス、丁寧な接客。今まで乗ったバスの中でも最高級である。
強いて言えば、延々と謎の民謡みたいなのが流れている。大音量で・・・



P4090236_R.JPG


バガンには朝の6時についた。
少し前の地球の歩き方では12時間はかかると書いてあったが、10時間くらいでの到着だった。
ついた瞬間、サイカーやバイクの客引き合戦だ。もう慣れっこだが気持よく寝ていたのに目覚めの一発目が濃いおっさんたちなもんだから目も腫れているわけだ。

群がる群衆から最安(ニャウウンウーの宿街まで2000チャット)のサイカーを調達す。
サイカーの兄ちゃんは格安だが、やたら馬車の勧誘をしてくる。
バガン巡りは広大な範囲のため、馬車、タクシー、自転車レンタルが必須だ。
少し高いが風情のある馬車にしたかったので色々聞いてみると、値段も相場通り。彼の兄がやっており、英語もペラペラだとか。面倒なのでその兄貴に頼むことに。



P4090240_R.JPG


インワゲストハウスにチェックインする。ツインで12ドル。朝飯の景色が良いのに引かれる。
部屋はエアコン付きでシャワー完備。至って清潔。店員も勧誘がウザイが英語ペラペラでバスの手配などもしてくれる。

8時に兄貴、馬とともに現れる。
なんか想像してたよりでかい立派な馬だった。
一日チャーターで25000チャット。二人なので相場よりちょっと高いがまあこんなもんか。
馬車も思ったより乗り心地がよく、砂がたまに眼に入ること以外は特に問題はなかった。
兄貴の掛け声がなんともかっこ良い。



P4090248_R.JPG


やたら馬が多い。



P4090250_R.JPG


ニャウウンウーは安宿が多く、コースの起点となる。
ニャウウンウー側のパヤーから回っていき、オールドパガンに向かう。
観光客も多いが、現地の人々が朝から掃除やお祈りをしている。


P4090257_R.JPG


金箔は1000チャットくらいで買える。
仏像に貼るのだが、もう貼られすぎてすごくたくましくなっている仏像が多い。
貧しいながらも寺院への寄進や金箔を貼るなどなどミャンマーの人々はとても信心深い。


P4090282_R.JPG


朝はお坊さんも忙しい!!





P4090319_R.JPG


バガンはとにかく仏塔が雨後の竹の子の如く無数にあるので、しっかりとガイドブック片手に確認しながら行かないと、僕らのようにどこに行ったかよくわからなくなる。


P4090337_R.JPG

そこら中が大小入り混じった仏塔につぐ仏塔、そして仏塔!!




P4090355_R.JPG


アーナンダ寺院は唯一名前を覚えている。
4面にそびえる巨大かつ綺羅びやかな仏像がある。
寺院自体も内外問わず美しい。
仏像は金ピカで薄暗い院内でホタルのようにそっと輝いている。

これが唯一しっかり覚えている。
なぜならこの辺から暑さにヤラれ始めた。
そう、むっちゃ暑いのだ。
馬車観光といっても300mずつ見どころがあるので、乗っちゃあ降ろされ、乗っちゃあ降ろされの繰り返し。しかも見るところは掃いて捨てるほどあるので大忙し。
40度近い暑さに加え、遺産群ゆえの配慮でか地面が土だけなので太陽光の照り返しも凄い。

これにはさすがに参った。
おすすめは早朝近場をグルッと回り、昼間は宿で寝て、夕方は夕日を見にタクシーを使う!というのがベターである。


P4090363_R.JPG


見渡す限りこのような風景




P4090411_R.JPG


二人共何度も水分補給休憩をするもぐったり。
徐々に活動ペースが落ち、昼間は殆ど休憩になった。弾丸一気周りは時期を選んだほうがよさそうだ。
あと、結局はどれも仏塔や寺院なので5つ目くらいから暑さも相まってかなり飽きてくるのも正直なところである。


P4090415_R.JPG

仏像は金ピカから質素なものまで多種多様


P4090420_R.JPG

ミャンマー人でもグッタリな4月は暑季なのであった。




P4090443_R.JPG


シュエサンドー・パヤーは夕日見学に最適なところだ。
もうしんどいので15時くらいからここでゆっくりすることに。
5層もある大きな仏塔で上まで登ることができる。
ここからの眺めは最高で、もしかしたらアーナンダ寺院とここだけでもいいんじゃないかとも思う。

P4090429_R.JPG

ミニチュアにしてみたり


P4090432_R.JPG

どこまでもパヤー。どれに行ったかはもう覚えてない。


P4090454_R.JPG

この風景は忘れないだろうと思う。




P4090455_R.JPG


17時近くなるとけっこうな人が集まる。
僕らはほぼ一番乗りなので特等席を奪取。
18時近くなるとバスが湧いてきて上では渋滞が起きる。
みんなカメラを構えて太陽が早く落ちねえかと祈り始める。暑いからね。



P4090457_R.JPG


しかし、あいにく土埃か雲かわからないけど思っていたような夕日にはならず・・・
まあ良い景色は堪能できた。
早く帰ってビールが飲みたい!!歴史ある仏教遺産を一日見て回った男の第一声はコレであった。

ちなみに馬車の兄貴は一日中ずっ−−と、翌日の朝日見学ツアーやポッパ山ツアーなどなど勧誘の嵐。鬱陶しいので後半無視して結局何も行かないというと、帰りは終始不機嫌かつ無言でありお金を払っても無視でそのまま走っていった。

どうやら仲間&家族で観光客を回すのが狙いのようだ。
「結局何もなしかよ!もうちょっとふっかけておけばよかったわ。」といった感じか。




ここで問題が!
4月13日〜16日が水かけ祭り、その後が正月だと思い込んでいた。正月になるとほとんどの交通機関や店は閉まると聞いていたので14日くらいにはヤンゴンに帰ろうと思っていたのだが、宿の兄ちゃん曰く12日からほとんど全てのものが休みに入るらしい。

予定がパーじゃないか!!!

兄ちゃんは「12日からはバスも鉄道もストップするよ。飛行機は飛ぶけどね。」といい、しきりに(10日の話)11日夜のヤンゴン行きバスチケットを買えと言う。インレー湖に行きたいと伝えると「明日インレー湖にバスで行けばいい。そこに僕の知り合いの宿があるから一泊して次の日に飛行機でヤンゴンに帰れば良いよ。手配してあげるから!」と無茶なことをいう。

飛行機は一人1万円くらいだが、痛い出費だ。というかなんか怪しい。
その場は逃げといて辺りのバス会社に聞きに行くも英語が通じなかったりで結局わからずじまい。

宿に帰ると女将さんがいたのでもう一回聞いてみると「んなことはない。」と言った。
12日だったらバスは出ているという。なんか兄ちゃんが怪しく思えてきたので兄ちゃんがいない隙に女将さんに翌日朝のインレー湖行きのバスを予約してもらう。

インレー湖に着いて、もし兄ちゃんの言うとおりだったら飛行機で帰ろうと決める。
・・・・のちのちこの判断は完璧だった

あとで分かったことだが12日から正月「休み」が始まるとのこと。なので市場やレストランが閉まったり、バスが無くなったりでけっこう困った。「正月から機能停止」の「から」のニュアンスを取り間違えていたようだ。この時期行かれる人は要チェックで!!



安心した所で晩飯は「富士」という日本料理と冠した中華料理店へ。
ここは味もよく、ビールが安いのでサキイカみたいになった身体を大いに癒してくれた。


インレー湖につづく





この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/356783705

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。