2012年03月26日

ナマステ、ネパールは空気が汚い。

3月24夜〜25日

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機中より。天蓋の麓、ネパールに来たる。


ついに中国出国となる。2週間早かったなあ。今思えば、序盤はせかせか移動しすぎてたのでもっとゆっくり見ておけばよかったと思う。序盤は本当にせかせかしており、飯もあまり食べずだったが、後半は中国式洗礼にもなれ、大食いグータラ青年になってしまった。
太ってもうたし。これで理想としていた大陸浪人になれたかな?滔天さん?

24日、20時に空港につく。ああ緊張する。とにかく出入国が嫌なのだ。ベトナムでのトラウマも思い出す。

予定は
国内線
昆明 23時30分発 
成都 0時45分着

で成都空港で一晩明かし

国際線
成都 9時35分発
カトマンズ 13時00着

割りとハード・・・
金も余っているので今後使えそうなもの買ったりお菓子を買ったりして時間を潰し、いざ乗り込み。まずは国内線だ。

鬼門チェックイン。英語できないと知らない単語ばっかなのでいきなりの対応ができない。Eチケットだが、プリントせずに旅券番号を見せるだけでも良いらいいので挑戦する。予備でタブレットにも落としてはいたが、実際できるかやってみよう。

列に並び、いざチェックイン。パスポートみせて、メモに書いた旅券番号みせて・・・外人は総じて時間がかかる。ここでとろいのに切れて後ろの親父が乱入してくる。昔の僕ならビビって尻込みだが、今の俺は違うんだよ!!と右肩でタックル。

後ろにふっ飛ばし「ノォーーーーー!!!」と怒鳴る。これは中国人から習った自己防衛(列の順番の)方法だ。

親父は舌打ちして下がる。中国に来て特に印象的だったのがこういうことしても意外と怒ってこない。やはりちょっと悪いかなという気持ちはあるのか?

親父を撃退したら、すでに航空券ができていた。ああ助かった。鬼門突破。
人が多いのでラウンジで少し時間を潰す。ああつかれたがまだまだこれから・・・

次は荷物検査。ベルトまでとる。僕の場合、全身に金や貴重品を隠しているので結構時間がかかる。さらにカメラやパソコンもあるので大変だ。
ここを抜ければもう気は楽に。と、思ったら待合室が大騒ぎ状態。そこら中で大声で話したりトランプしたり。さすが最後まで中国。

23時半。少し遅れて搭乗へ。ここの並びはきつい。我先に攻め立てるので、押し合いへし合い、足の踏み合い。押されたら押し返せ、踏まれたら踏み返せと中国式に場所を確保。中国人はたいていみんな小さいのでリーチをうまく使えば割り込みもされない。しかしひどく体力を使って場所取りするのになかなかゲートを開けてくれない。
やっと開いたら係員の静止も振りきり雪崩込む。まさに雪崩。
へろへろになり座る。たった1時間のフライトのためにこんな思いをするなんて・・・

成都着。また押し合いでバスに乗り、ゲートへ向かう。中国の空港はかなり広いので移動も大変だ。

1時。来た時と同じ椅子で寝る。あの場所だ。あの時より格段に強くなったのか、うまくバックをセッティングし寝床を作る。寒さも割とマシだ。おやすみなさい。

3月25日

4時。うるさくて起きる。国際線が始まったようだ。前は7時まで爆睡できたのに、今日は4時にもかかわらず人が多い。うるさくて寝られないんでケンタッキーへ。なぜか中国ではケンタッキーばっかり見た。なんか好きそうな気がする。

6時半まで寝て。いざチェックインと思ったら8時30分に来いとのこと。早めにやっておきたかったのに。寝たり起きたり買い物したりでやっとチェックイン。今回は優しいお兄ちゃんだったのでスイスイ行った。出国カードを書いて、荷物検査も終わり、晴れて開放。あの緊張感は慣れることはないだろう。

9時半。カトマンズへ。押し合いへし合いの中、最後の中国を踏みしめる。楽しかったなあ中国。名残惜しいような早く行きたいような。

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大はしゃぎ


機中で爆睡。飯が来てぼーっとしていると客がうるさい。エベレストが見えるらしい。残念ながら反対側だったのでうまく見えなかったがやっぱりすごい景色だ。世界の天蓋を遂に間近に捉えた。欧米人が大ハッスルだ。年とっても元気。

ネパール着。暑い。半袖で良いじゃん。ビザを取るべし。ネパールビザは空港で金払えば取れる簡単な部類に入る。と、聞いていたのにすごい列。100人以上の外人が3列に並びまくっている。しかもなかなか進まない。暑いし、というかこの空港小さすぎ。地方の空港並みの設備でしかないし。いきなり面食らう。

結局一時間並んだ。作業はすぐ終わるのだが、ひとりずつやるので大変だった。疲労困憊。
ネパールは開国してからというもの、外貨稼ぎに長けている。エベレストの入山料だけでも年間かなりのものだろう。ビザは30日で40ドル。手続きは入国カードとビザ申請カードを書いて(英語だよ)写真はって提出。適当に眺めてビザ申請完了となる。だったら割りきって券売機でチケット購入とかにしてほしいものだ。

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外に出ると客引きの嵐。日本語での呼びかけがすごい。本当ならプリペイドチケットを買ってタクシーを呼ぶらしいが、糞面倒だ。バスも遠いし。客引きに乗ってみようかな。

非常によろしくないことだが、客引きに興味を示す素振りを見せると、どかどかっと寄ってくる。

鯉か!!

安くてWIFI使えるタメル地区のホテルに行きたいと聞く。一応調べていたのを渡すが、案の定「そこよりいいのがあるよ!」と言ってくる。

まあ良い。恐らく馴染みのホテルで泊まらせてマージン様頂くつもりだろう。もしくはツアー会社に連れ込んで無理やり契約させるかだ。これは定番中の定番でどの本にも乗っている。

よっしゃ物は試しだ、乗ったろう!
怪しいオヤジのワゴンに乗る。2ドルでタメルまで行くという。相場は500ルピーくらい。1ルピー=1,2円くらいなので激安じゃん。こんな良い話には裏がある。
と、助手席に日本語が流暢な奴が乗ってきた。タメルのホテルまで案内してくれるらしい。

おんぼろワゴンは行く。
カトマンズは噂以上の街だ。何が?といいますとなんと世界一大気汚染がひどい街らしい。あの中国よりひどいとか。

本当です。

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元凶


そういえばカトマンズ上空が灰色だったのは雲じゃなくて・・・
土ホコリと排ガスが尋常ではない。中国でゴホゴホ言っていたのに、ここは最強じゃ。町の人もマスクしてるし。本当に喉と目が痛い。鼻もむずむず。つらい・・・
綺麗なイメージのネパールにびっくりだ。早くエベレスト行ってそのあとポカラ行こう。

そんなこと考えていると向こうが本題を出してきた。動画で撮ってある。(動画アップは重すぎてなかなかできないのが残念。というか写真も圧縮しないとできない(T_T))

「まず僕のツアー会社行くね。」

聞いてねえし。さっきから予定聞いていたのはこれか。どこも行かないといったのに。基本的に何一つ教えてはダメ。漬け込む隙を与えるだけだ。

「ツアー行かないって言ったじゃん。」
「とりあえず見てってよ。」
「行かねえって。」
と強気で言うと、めんどくさそうな態度に。どうやら作戦を変えてホテルマージン戦法だけに絞ったようだ。

ホテルに着く直前に、
「このホテルにしないんだったら7ドル払ってね。」

ハイでました。

案の定ホテルも500ルピー以下と言っていたのに1000ルピー。
もちろん拒否。すると7ドル出せという。相場は500ルピー。まあ妥当だが、レートを勘違いしたふりをして4ドルにした。「騙すなよ!4ドルでしょうが!」スタコラサッサ。
日本語わかる方がこっちも立ち回りやすい。英語だと負けちゃう・・・

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さあタメル地区。ここはバックパッカー街として世界的にも有名。客引きもすごいが街もすごい。せまーい街の中にホテルや本屋やツアー会社やレストランやカフェがひしめき合っている。奥に行けば日用品から鶏まで売っている。漫画に有りそうなカオスタウンだ。
とかく客引きが日本語うまいのに驚く。どこで覚えたんだか。

そして待ってましたの麻薬売人。もちろんお断りしたが、こんな昼間にいるのかよ。
「ハシシあるよハシシ・・・」

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リキシャ「ニーハオ!」よく中国人と間違えられる・・・

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市場。ごった返し方が半端ねえ


宿は思ってたよりけっこう高いがやはり探せば一晩300ルピー。喜んでいたらあとで気づいたんだが、WIFIあるのにコンセントなし、夜は洗面所トイレ消灯・・・

ネパールは未だに電力状況好転せずにたまに停電があったり、水不足になったりとインフラがしっかりしていないらしい。風呂は明日はいろう。怖いし。


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カフェでモモという餃子を食う。あとラッシーとかいう飲むヨーグルト。うまかった。タメル地区はバックパッカー街ということで世界中の料理が食べられるが総じて高め。そのあと100ルピーででっかいサンドイッチ食べて、いよいよ飛行機の予約へ。

日本語ペラペラのツアー会社へ。「おふくろの味」といういかにもな店の横にある。良い人そうだが、警戒は怠らない。日本語ペラペラのおじさんにいろいろ聞く。
エベレストに行くにはルクラという場所に飛行機で行くのがだいぶ時間短縮になる。麓から登るプランもあるがルクラまで4日くらいかかるし、車はそこまでしかいけない。やはり飛行機しかないようだ。

しかししかしこの飛行機。小型のプロペラなんだが、ヒマラヤの天候により右往左往する。かなりの確率で欠航欠便らしい。有視界飛行で着陸するからだとか。怖い。4年前に墜落して死んだ日本人もこれに乗っていた。

往復256ドル。けっこうかかる・・・
ネパール行きの飛行機代がほぼ正規料金と今思えば大失敗したので今回は慎重に行こうと思ったがだいたいこの辺らしい。調べるとここ数年、飛行機代から登山中のゲストハウスの諸費用(食事、充電代、水・・・)までがかなり値上げ中だとか。
まあ何件か聞いても同じくらいの値段なので、おじさんに頼んだ。

とにかく今回の旅のメインイベントの一つなので気を引き締めていかなくてわ。しかしカネがかかるかかる・・・

疲れたので早めに就寝。カトマンズは比較的安いし飯はどこの国のでもあるし人は客引き以外は優しいしで沈没地として言われるだけある。
カトマンズ内はそんなに見るとこないのでゆっくり過ごすことにしよう。
ということで10時に寝ます。

ビザ 40ドル
TIMS 20ドル
飯 330ルピー
宿 300ルピー
posted by 小太郎 at 18:34| Comment(0) | ネパール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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