2012年03月27日

人生で一番退屈な日

3月27日

朝6時に起きていよいよ出立。

航空券頼んだおっちゃんは7時過ぎには出てと言っていたが早いに越したことはない。
SUZUKIの超おんぼろタクシーで空港へ。道はボッコンボッコンして車が壊れそう。朝なので空いてはいるが、道が道なだけに酔いそうだ。

7時着。ゲートをくぐるとと人だらけ。なんじゃこりゃ!!
しかも明らかにエベレストのトレッキング目的ではない大量の装備を持った軍団が何組もあるではないか(汗)頂上アタックでもしそうな量の荷物だが、さすが白人軍団。まさかとは思うがこれで僕と同じトレッキングではないだろう。

とにかく人がすごすぎる。一応8時半なのだが、いけるだろうか・・・
とりあえず並び、受付の三人の姉ちゃん(AGNIという航空会社)に聞くも、後で来いとなる。
座って待っていると隣は日本人のおばさま。聞くとツアーでエベレスト・ビュー・ホテルまで行くそうな。このおばさま、20キロのテント泊装備で日本中かけずり回っている猛者中の猛者で、日本の山々の話に花が咲く。
おばさまと別れ、また並んでやっと先頭に来るもどうやら遅れているようだ。

目の前ではさっきの大軍団の荷物がまだ乗っていない。巨大ボストンバック10個以上ある。それに加えて個人のバックパック。こいつら戦争でもするのか?

先頭に立つも腹が立つ小娘共は適当な応対で周りを苛立たせる。僕は先頭を死守する。どうやら遅れているらしく2時間待てという。ざけんなと何回もチケットを叩きつけるがそのたびにボツ。
こりゃ参った。ともかく先頭を死守しながら、自分の番が来たらすぐに変えてもらおう。しかしなかなか進まないようでみんなイライラしてくる。

この小娘の対応がひどすぎる。白人連中の語気が荒くなり始め、ネパール人のガイドたちが喚き始めても世間話をする豪気な姉ちゃんたちだ。

ここで引いたら男がすたる。先頭を死守しながら、司馬遼太郎の「幕末」を読み始める。カウンターに身を半分乗せてからの読書だ。

二時間後

やっと個人客のチケットがスタート。猛烈にチケット叩きつけ合いが始まる。姉ちゃんたちは相変わらずのマイペース。遅延にキャンセル当たり前のネパールではこんなこと日常茶飯事で感覚が麻痺しているのだろう。こちとら金払ってまで並んでるんじゃ!!と男たちがチケットで殴りかかる!手、手、手、飛び交うチケット!お茶を飲む姉ちゃん・・・・

さすがに後ろからの圧力と忌々しい姉ちゃんたちに堪忍袋の緒が切れる。日本語でまくし立てて、後ろのやつを足でガードする。ここまでしてやっとチケットをゲットできた。10時半だ。

やれやれと荷物を計量して、待合室に入ると更なる人の群れ。皆疲れ切っている。結構前に入っていった人たちが未だいるじゃないか。恐る恐るインフォーメーションの姉ちゃんに聞くと、

「今遅れてっから、いつ来るかわかんねえや。まあ座っとけや!」

と言った感じ。まあチケットとれたし、昼過ぎにはいけるでしょう。先程、先頭を陣取って一緒に戦ったイスラエル人の二人と同じ飛行機ということで、3人で腰掛けて待つ。
イスラエル人の片割れは相当しんどかったらしくぐったりしている。イスラエル人ということで、めっちゃ真面目なやつかと思ったら、二人共かなりチャラい。イスラエル人のイメージと違うなあ。

次々に呼ばれていき、ピタっと止まり、また呼ばれるを繰り返し、少しづつ人が飛んで行く。なかなか来ない。何回聞きに行っても「だからさあ。わかんねえんだって。天気のアレとか出さ。」と言って、また従業員同士で世間話。

エベレストトレッキングに行く人は絶対にAGNI AIRは使わないほうが良いです。ほかは従業員も割りとしゃんとしてた。AGNIは若い姉ちゃんばっかしでやる気がないし、対応も遅い。
Yeti AIRはスイスイ飛んでたし、親身になって聞いていた。

結局、昼くらい、が2時くらいとなり、結局4時。

司馬先生の幕末は400ページ以上あるのに読了しました。ああおもろかった・・・て

AGNI姉ちゃんズ「あい注目!!今日ルクラ行きキャンセルね!はい帰った帰った!!」

(原文のセリフは訳者の個人因子による大きく歪められております。)
こうして僕の貴重な8時間は、世界一汚いカトマンズの空に消えました。
イスラエル人の二人は死にそうなくらいぐったりでとぼとぼ。
こっちは怒り心頭。いつ呼ばれるかもわからないから、飯も食ってないし。チケットを明日のに変えないといけない。そこでも行列。みんな死にそうな顔だ。顔ぶれを見ても皆朝からコース。

ここでも今度はおばちゃんだったがなぜか逆ギレしている。白人のでかい兄ちゃんが怒られていた。なんと腹のたつ!!こんなに待たせて天気のせいでしたで少しも非がないというのか。自分の番が来て明日のチケットのことを聞くが何いってるのかわからないので、聞き返すとまたしても逆切れ!

コノヤロウ!!そっからは日本語で切れまくる。ちゃんと説明せんか!!!!!
・・・・・・・・・

結局、また明日も来なくてはならない。イスラエル人を捕まえて一緒にタクシーでタメルへ。イスラエル人は「奴らはイカれている。」といった僕に「同感だ。この国はイカれている。」とげっそりした顔で言った。

別れ際、全然喋らなくなったチャラいイスラエル人の片割れが、「また明日会おうぜ・・・」っと蚊の鳴くような声で言った。そして二人でとぼとぼと歩いていったのを見送ることもなく、僕もとぼとぼとタメルの喧騒の中に消えていった。

あまりにも腹がへったし、たったのでうまいものを食おう。わりかし高級な店でタルバートを頼む。ネパール料理でお盆並みのでかい皿の中にご飯とカレーみたいなやつと、肉、野菜、漬物が入っている。さすが高い店。むっちゃうまい・・・
しかもこれは肉以外はおかわり自由ときたもんだからたまりません。おかわり!!

その後、日本人によく出会った。学生3人組は今日きたばっかという。姉ちゃんはアンナプルナトレッキング帰りでここに来たという。いいなあ。

ツアー会社へ。チケットの予約変え。おふくろの味という日本料理屋とセットでやっている。なので待ってる間、お茶をもらう。内装も日本ぽい。客も日本人ばっかだ。

今日のことを話すと、明日一番の飛行機の予約を入れてくれた。時間はあまり信用していないが。

今日読んだ「幕末」を本屋で売る。荷物になるのでね。意外と100ルピー。ブックオフで100円だったから20円くらいの儲け。
登山用品店で靴下を買う。300ルピー。
屋台でモモを買う。30ルピー。
明日の朝ごはんも買う 200ルピー。
むっちゃ疲れた。昨日の宿の安い部屋に泊まり明日またあそこに行くと思うとため息しか出ない。

移動 500
飯  1000
買い物 300
宿 400
2200
posted by 小太郎 at 23:43| Comment(0) | ネパール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。