2012年04月13日

世界でバナラシでしかできない体験

4月12日

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朝6時。早起きして沐浴を見にいってみよう。
朝っぱらから野良牛のウンコを避けて進み、ダシャーシュワメード・ガートのすぐ横に出る。わあ本当に沐浴・・・というか泳いでおる。

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母なるガンジス川に遂に対面。予想通りの広さと汚さと人々。水質は濃い緑茶みたいな色になにか浮いている。あとたまにバシャっとでかい魚がいる。ここは沐浴から洗濯、子供のプールになり、ボートのおっちゃんたちの職場になり、死体を流される場所。まさに母なるですな。

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ここからはボートを借りよう。朝一からふっかけてきたが40ルピーで調整。リナという37歳のおっさん。子供にカネがかかって困っていると初っ端からチップのつり上げを図る計算高いおっさんだ。
白人観光客も多い。広い河だが、お目当てのダシャーシュワメードにボート殺到。

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ダシャーシュワメードはバナラシの数あるガートの中でも一番賑やかな場所。朝からものすごい人だ。老若男女ごった返して沐浴している。彼らにとっては聖地なのだが、完全に遊んでいる親父や唾を吐き捨てる親父までいてなんだかよくわからないがそこがガンジス川なのだろう。

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ボートは30分くらい。もちろん並のチップをやると少し舌打ちっぽいのが聞こえたが、僕を捕まえたことに悔いるのだな。

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今度は歩いてダシャーシュワメードへ。すごい混雑。よくよく観察すると真剣な沐浴する人の横で子供が飛び込んだりしてるし、野良犬は多いし、意外と女子更衣室なんかあったり、寝てる人までいる。さながら夏休みの都会のプールのようだ。
これぞインド!という最高の場所かもしれない。広い広い大地と河の中で自由に生きている。


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さあいいもの見たし朝飯だ!どうせ腹をやるんだから屋台を攻めよう。
屋台ではいろいろなものが出されている。だいたい揚げ物が多い。チャパティとか揚げ菓子とか。それにカレーや甘い汁をつけてモグモグ食べる。安いし味もまあまあいける。最近ネパール下痢が終了し、跳ねっ返りで食欲がすごい。これで40円くらい。

宿でシャワー。ああ幸せ。久しぶり。
WIFIつないでFacebookをやるとまたログインできない。おそらくいろんな国のいろんな場所からログインしていたせいか、やたら本人確認が多い。しかも携帯コード提示。携帯電話を持ってきていないのでコードわかんねえし。ポカラでしょっちゅうなるので困った挙句、宿の兄ちゃんの携帯を借りてやっていたが・・・
まさかのその携帯に未だにコードが送られている。変えられない。なんという浅はかなことをしてしまったのか・・・
まあFacebookなくてもGmalで連絡は取れるので一応Facebookにメールはしたがどうなるものやら。

昼から遂にかの有名な火葬を見に行こう。
気さくなインド人の店でチョウメン(焼きそば)を食べたあと、いざマニカルニカー・ガートへ向かう。ここは火葬場であり、写真さへ撮らなければ外人でも見に行って良いらしい。
と、近くでやたら精悍な兄ちゃんが説明してくる。
「ここは見るのは構わないが、写真は絶対にだめだよ。」
わかっとるわい!
「あっ!そっちはダメ。家族しか行けないところだよ。」
おお、そうか、すまんすまん。
とはならない。こういうパターンは完全に怪しい。
「ガイドはいらないので消えちゃって。金ないよ!」と言うと、
「違います。お金いりません。こちらから見ましょう。」
と、廃屋の屋上へ。これこそ地球の歩き方通りではないか!俺は学習済みだ!!!

そう、彼らはこうして外人をただの廃屋の上へ連れていき・・・
「ガイド料いりません。でも薪代を寄付してください。」ときた。
あばよ!!その手には乗らん!後ろで大声で叫ぶ彼らを無視し、先程家族しか行けないといわれたとこにズンズン入っていくが誰も何も言わない。

目の前で火葬している。そしてそれを取り巻く見物客の多いこと!
平日の昼間にインド人がたくさんいるではないか。火葬場の横にある売店で水や菓子を買って座ってみている。僕も横に座る。

遺体が運ばれてくる。宗教や貧富の差かは分からないが、立派な衣装で何重にも纏われている遺体、白い生地でぐるぐる巻き遺体、まんまの遺体が次々に現れる。これだけでも日本人としてはショッキングな場面だ。今にも動き出しそうな遺体がこっちを向いている。
さらに火葬も薪が高く積まれその中で焼かれる人、少しの薪で焼かれる人とこれまた差がある。死んでからでも身分や金が関係あるのか。

厳かな空気かとおもいきや、火葬場の人たちは完全に作業化していて次々くる遺体を整理し、火をおこし、薪をくべ、燒けきった遺体を棒で壊しにかかるなど忙しそうだ。
見物客も私語をして笑っていたり、携帯で話したりとこれまた普通。さらに火葬場では牛や野良犬や山羊が何匹もいる。日本では考えられない光景だ。

割りとまんまの遺体を焼くさまを最初から最後まで観た。険しい顔で見る以外何もない。火は勢い良く体を包み燃やしていく。身体は焼け切っているのに足の先の方は綺麗だったり、急に足がボキッと折れたりとけっこうなものを気づけば2時間くらい見ていた。
これはただ見てもらうしか無い。なんとも言えない感じだ。普通に焼かれて灰になるだけ。人間ってそんなもののようだ。人生観が変わったとかは無いが、ただすごかった。

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この奥。ニオイはそうでもない。


マニカルニカー・ガートをあとにする。何か心中複雑だったなあ。
バナラシは本当に迷う。路地が斜めだったり上がったり下がったりしていると、方向感覚がてんで合わない。すぐ迷う。でもラッキーな事に薬屋さん発見!ここでORSを買う。
ORSとは下痢の時に飲むもの。1リットルの水に粉末を溶かし飲む。薬というかポカリスエットみたいなもの。砂糖と塩だ。下痢の脱水を防ぎ、割とこれだけでも治る人が多いようだ。

地球の歩き方、ロンリープラネット両方にのっているレストランへ。プルワリレストラン。安くて量が多いらしい。ターリーというインド版定食。まあネパールのダルバートみたいなものだった。

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さらに念願のインドのマンゴー。日本には輸出されていないので有名ではないが、インドといえばマンゴーらしい。この季節が旬だ。露天でどこでも売っている。そのままがぶり!むっちゃ甘い!すごいうまかったが手がベットベト。

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そのあとは19時より、プージャーという礼拝がダシャーシュワメード・ガートであるらしいので、待っているとボートやマッサージの客引きがあまりにもうるさいので適当な嘘ばっか言っていたら面白がって人が集まってきた。めんどくさいなあ。

だいたい「ニホンジン?チャイニーズ?コリアン?」と聞いてくるので、無視。しつこいと全部首を振り国籍不明とする。それでもうるさいと「宇宙から来た。金をくれ!10ルピーでいいんだ!」とか言っていると大抵消え失せる。
まあそんなくだらない遊びをしていると日本語ペラペラなインド人がくる。話していると勧誘は勧誘だが、日本人がよく良く店の店長の弟だった。ソナズショップという地球の歩き方にも書いてあるとこ。時間はまだあるので行ってみた。なんでもアニキが大沢たかお主演深夜特急のドラマ撮った時でたらしい。そんでニホンジンと結婚しているらしい。

行ってみると完全に沈没している日本人3人くらいがトランプしている横でアニキがいた。日本語ペラペラというか言葉が汚い。田舎のヤンキー口調だ。写真を見せてくれた。大沢たかおうあ藤原紀香、長澤まさみが写っていた。アニキは商売もせずにただ僕と話しただけだった。面白いやつだった。ちなみに日本人の嫁さんとは3週間前に離婚したらしい・・・

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河原でのほほんと待っていると・・・


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プージャー開始。沢山の人。これでもかというくらいの人。
プージャーは祭壇に7人くらいの若いお兄さんが踊りながら礼拝する。鐘もったり火がついた燭台もったりで音楽に合わせて踊る。後ろは聴衆、前はガンジス川と彼らに群がるボートの渋滞。人々は祈ったり写真撮ったりで大変。

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今日はバナラシを堪能した1日であった。お腹いっぱいだ。
posted by 小太郎 at 18:00| Comment(0) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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