2012年05月18日

謎すぎるジャール平原

5月17日
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朝8時半、ルアンパパーン発つ。
ポーンサワンまで7時間の行程。とかく、ラオスは交通費が高い。たった7時間、しかもミニバスなのに130000KIP。ぼったくりかと思って調べこんだが妥当な値段のようだ。
7時間で1300円!!日本なら格安だが、中国、インドといったバス大国をくぐり抜けてきた僕にとってはリムジンでも来て欲しいくらいの破格といえる。
ちなみに1300円ならインドではエアコン付きVIPバスで16時間、中国なら寝台でシャングリラから昆明まで乗れる。

ゲストハウスにトゥクトゥクが迎えに来て、幼稚園バスのように客を拾っていく。狭い座席に9人すし詰めでバスターミナルへ。
しかもミニバスに12人詰め込まれる。白人10人、僕、そして運転手。あまりの狭さにアメリカ人の姉ちゃんが文句言いまくって偉い人が来る事態に・・・


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このミニバスにでっかい白人ばっかで12人



道はというとグネグネの山道。そこまで悪路でもないが左右に振り振られ、この旅で初めて酔いが・・・まあ読書かましたからだけど・・・

しかし、バスの車窓フェチとしましてはラオスは最高だ。絵に描いたような農村。道には百姓姿のおっちゃんや土埃で真っ黒な子供たち、牛、犬、鶏。延々と続くかのような深い山々の間を縫うような道にぽつんぽつんと集落があり、家々はみなボロボロの茅葺きやトタンの屋根ばかり。
時たまジャングルのような木々の間から見える連なった山の景色は最高であった。それほど高い山があるわけでもなく同じような山が飽きるほどたくさんあるので日本の中国山地に似ていると思った。
道行く人々ものどかで、僕らの車が手を振ってきたりはしゃいだりする子供たちが多かった。途中写真を撮りたくなるようないい景色がいっぱいあったのだが、ミニバスは止まっちゃあくれない。今度ラオスに来るならバイクで横断したいなあ。



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休憩所。サンドイッチを食う。
運転手のおっさんが「サンドイッチなんか駄目だ。これを食え!!」ともち米をくれた。うまかった。そういえば主食なのにラオス来て初めてもち米食った。(竹籠入りのね)




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16時、ポーンサワン着。ほほう、かなりの田舎。高い建物すらない。
客引き現る。といってもみんな消極的。スローボートやルアンパパーンみたいにまだそこまで外人と接していないからか?


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サバイディーゲストハウスというところに。安かったから。40000KIPでまあまあの部屋。風呂トイレ付きWIFIなし。メインストリート横の市場のすぐ横なので立地は最高だ。おじさん優しいし、子供が可愛い。



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市場へ。おおお、暗い!!外人用のおみやげが一つもなく、本当に近所のラオス人の為の市場だ。この何とも言えないニオイは久しぶりだ。

市場はどこ行っても楽しい。ここで市場の風景をば。

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三ケツは当たり前。って子供危なくない?


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かわいい女の子


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かわいい女の子カメラ目線バージョン






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飯はおかず選ぶシステムにとこ。タイと同じだ。でもご飯が多くて助かる。前のおっちゃんがしきりにラオス語でなにか言っては笑っていたが何だったんだろう?でも野菜をくれた。


メインストリートのWIFIできる緑色の看板のカフェ。店員の接客がトップクラス。チェンマイの「我が家」と双璧をなす。でもむちゃ高い・・・(ビアラオ12000KIPはまだしもコーヒーが10000KIP以上)
ビアラオを飲みながらベトナムへの出国方法を調べる。サムヌアから抜けるのがハノイに近くてベストなのだがあまり評判が良くない。でも南へ行ってフエからまたハノイってのもめんどうだし、カンボジア行くからなあ。
ベトナムはやたら面倒臭い国らしく、とくにタイヤラオスから抜けていった人たちのブログなんかはボロクソに書いてあるのが多い。とくに出入国での賄賂などのトラブルが多いから気をつけないといかん。

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宿のお子さん。可愛かった。フラッシュでごめん・・・





5月18日

曇天。こりゃあ雨降るかなあと思ったが、宿のお兄さん曰く「今日は大丈夫ですよ。」、ホンマかいな?

今日はジャール平原へ行く。
方法だがこれがなんとも節約しづらい。
ツアーだと大人数いれば安いが、1人バイクで乗せてってもらってノーガイドなら150000KIP、バイクレンタルなら80000〜100000KIP+入場料10000KIP。
ネットで調べると大人数ツアーはいろいろ周ることになるので結局割高。僕はジャール平原のサイト1だけ行きたかったし、昼食付きとかもぼったくりなので却下。(200000KIP辺りが相場か。サイト1以外にもたくさん見たい人はおすすめ。サイト2,3の他にも滝や仏像があるらしい。)

そんでバイクだがなんと原チャっぽいけどマニュアル。乗ったことねえし・・・
神算した挙句、一人ツアーをうまく値切れたらツアー。ダメだったらバイクの乗り方を教えてもらってバイクでということに。


メインストリート沿いのツアー会社へ。
優しそうなおっちゃんと和やかに値切り合戦。ラオス人は値切ろうが何しようが穏やかで良い。結局、130000KIPまで落とし、さらに並列するお店で水やらを買うということで125000KIP、さらに入場料もあっち持ちとした。
バイク80000KIP+ガソリン代+入場料10000KIP&事故の不安を考えるとやっぱツアーということにした。



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んで朝。市場でカオニャオ(もち米)を買う。竹籠に入ったもち米をビニール袋に1合以上はあろうかの塊を詰め込んで5000KIP(50円)、安い!!
ラオスの屋台ではこのようにもち米やおかずをビニール袋に入れて持ち帰って食べるのが主流らしい。よってお皿とか持っていない旅行者は必然とちょっと高い店に行かなくてはならない。
でも、今日は市場内のおかず屋さんのお母さんに頼んで横で食べさせてもらった。明らかに衛生ではないお皿とスプーンを貸してもらい、ムシャムシャ食う。買い物客たちが物珍しそうに見に来たり、話しかけたりしてきて楽しかった。こんなところで飯を食うやつはやっぱいないみたいだ。ちなみに目の前にはカエルの煮物があった。


8時半、早めに着いたがおっちゃんとジャール平原へ。今日は暇らしく、バイクだと言っていたがワゴン車になった。しかもいきなり快晴になった。ラッキー!!


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途中、ツーリストオフィスへ寄る。おっちゃんは何かの手続きに行き、その間庭にある「ボム」を見ておくといいよ!と言った。
これが噂のアメリカがベトナム戦争中に200万トン近く落としまくった爆弾の残骸か。この辺はアメリカの空襲が特にひどかったらしく、クラスター爆弾までご使用とのこと。
しかし、ベトナムと同様そんな悲しい歴史を明るくリサイクルしている。


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爆弾が看板の飲み屋さん



アメリカは何十年も世界中にこんなコトしておきながらソ連を蹴落とし、今や陰りはあるが超大国なんか言われちゃっていいご身分だこと。ベトナム戦争の横っちょでラオスへの爆撃が行われていたことは当時殆ど知られていなかったらしいので怖い話だ。冷戦の代理戦争で一番被害を受けたのはメコン川沿いの国々かも。



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一路ジャール平原、サイト1へ。途中、牧草地のようになった山やのどかな街並みのすぐ横ででっかいクレーターなんかあるので奇異な風景だ。おっちゃんは運転しながらクレーターがある度に「ほれあそこ!」「あれもあれも!」と指さして教えてくれたが頼むから前を見てくれ。


サイト1へ。けっこう観光客が。ゲートを潜り少し歩くと・・・



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ツボ〜〜〜〜〜〜〜



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ツボツボツボツボツボ〜〜〜〜〜〜



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壺壺壺壺壺壺壺壺壺壺壺壺壺壺壺壺壺壺壺壺!!!!



ほんとツボだらけ。なぜここに来たかというと、ツボが好きなわけではなく、このツボが何なのか良くわかっていないというところが面白そうだったからだ。
棺桶説が一番有力らしいが、生贄説、神様のお酒のお椀説、そしてもちろん宇宙人説など。
大小いろいろなツボがその辺に転がっている。割れていたり変な形のものも。イースター島のモアイに近いような気がする。こんな原っぱに何故作るのが大変そうな巨大なツボをたくさん置いたのか?古代人は何を考えていたのだろう。


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ちなみにツボだけでなく周りの景色もものすごく綺麗。牧草地になっている山(おじさん曰く空襲で木が生えなくなった。ホンマかいな?)と集落の景色がとても美しい。
帰路に向かう観光客たちは皆何かしっくりこない感じの顔でとぼとぼ帰っていく。そう、ここは不思議でとにかくしっくりこない「観光地」である。
ちいさなメダルは発見できなかったが、意外に面白かった。

午後はいきなり大雨、助かった。
明日はサムヌアまでのバスの旅。110000KIPなり・・・

posted by 小太郎 at 18:53| Comment(0) | ラオス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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