2012年05月23日

ハノイは今日も明日も明後日も雨だった。

5月21日

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朝8時起床。フランス姉ちゃんとフォーを食べに行き、古本屋でロンプラ(仏語)を探し、そんでもってチェックアウト。こんなところずっといたら破産だ。

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すぐ横のハノイ・バックパッカーズ・ホテルにチェックイン。なんとドミトリーだけど6ドル半なり!外人ばっかのまさにバックパッカー御用達。
フランス姉ちゃんと別れ、部屋の入るとまあなんとむさ苦しくかつ多国籍。幸運なことに日本人の学生さんが一人いた。他はイギリス、ドイツ、カナダ。


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一緒に飯にでも行こうかとおもいきや外は雨だ。イギリス人のごっつい兄ちゃんが「雨ばっか。ああやってらんねえ!」と天を呪い、ドイツ人の兄ちゃんがリンゴをくれた。そんなに腹へってそうかい?

雨は降り止むことなくひたすら旅行者を足止めする。10人部屋ドミトリーがほぼ満室で男ばっかの部室みたいな臭いの中でみんなでグチグチいうしかすることがない。
雨季に入ったベトナムはまあ雨が降ること降ること。天気予報をネットで調べても毎日雨。ハノイもフエもホーチミンも雨雨雨。

しかもお天道様が「いっちょやったるかな!」とやる気を見せようものなら助走なしのスコールが襲ってくる。
だいたいちょっと風が出てくる。するとベトナム人が走りだし、カッパを着込み始める。こうなったら逃げるしかない。ものの数分で日本の台風直撃並みの豪雨が襲ってくる。風はないが雨量は半端ないし、雷が空が点滅してるんじゃないかというくらいの頻度で落ちる。ハノイは都会だからまだ良いが、店とか避難場所がないところでこられたらおしまいだ。ベトナム人はさすが肌で感じるらしく、のんびりしていたのが急に走りだすから面白くもある。




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やっと小雨くらいになったので飯に。
ダックキムという地球の歩き方でおすすめのハノイ名物ブンチャーを出す食堂。学生さんと行ってみる。そうめんと揚げ春巻きとパパイヤの汁とこんもりお肉。結構な量。おいしかった。
しかし!!地球の歩き方で4万5000ドンなのにひとり90000ドン請求。ぼったくりめ!!と文句を言うも90000ドンの一点張り。さらに周りの客も間違い無いという。
1年前の地球の歩き方で4万5000ドンだというのを見せても「値段が上がったのよ!!」と押切り、横の客もうなずく。

やられた・・・

いくらなんでも一人90000ドン(360円)はベトナムのこんな食堂では暴利すぎる。しかしそのまま押し切られてしまった。なぜか。勝負の前にすべて決していたからだ。
・メニューがブンチャーのみなのでメニュー表がない。
・値段を始めに聞かなかった。

これだ。2ヶ月半も旅してきたのにこんな超初歩的ミスをやってしまった。
内堀まで埋められた状態でうまいうまいと飯を食っていたわけだ。まあ本当にその値段かもしれないのでもし行くことがある方はチャレンジジョイ!


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これぞベトナム市場の日常

不服ながらハノイの街を散歩。といっても雨なのでドンスアン市場くらい。相変わらずベトナムの市場は物が多すぎるし接客のやる気が皆無だ。

しかしベトナムの楽しみといえば値切り合戦。一例をばご覧入れよう。

音楽用のイヤホンが切れたので購入することに。電気雑貨屋に行く。
「安いのください。」というとポンと3つ出される。なぜかSONYのイヤホンが・・・
僕「お幾ら万円?」
おばちゃん「100000ドン」=400円
僕「高い!天下りの退職金か!!安くせい!!」
おばちゃん「90000【電卓】」
僕「じゃあ帰るわ。」

おばちゃん、引き止め電卓を渡しいくらなら良いのか打つように命じる。

ピッ!20000ドンとつきつける。
おばちゃん「あんたふざけてんの?」
僕、横の店のを覗くふりをする。
おばちゃん「60000でどうだ!」無視「50000だ!」無視・・・
僕「20000ドンじゃなきゃ帰っちゃうよ。」
おばちゃん「じゃあ30000で手打ちとしようや。」

購入。120円。
しかし、多分これでもぼられていると思う。まあそもそも大した額ではないかもしれないが、ベトナム商人のふっかけ方はハイパーインフレなので注意。



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疲れたのでベトナムの国民的甘味チェーを頂く。15000ドン。
日本でいうあんみつみたいなものか?果物と変なゼリーを歯が溶けるような甘い汁に入れ氷をぶっかける。他にも緑豆やココナッツなどたくさん種類がある。暑い時は甘いものに限る。
チェーで一服するも雨が強くなったので一時退却。アメリカ軍もこんな感じだったんだろう。そしてこんな雨の中でもベトコンはトンネルを掘っていたに違いない。



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ハノイは夜が美しい

夜、ホアンキム湖へ。すごい道を間違えたがなんとか着く。この辺はカフェやBARが多い。写真の最上階レイクビューカフェ覗くもクソ高いので景色だけ見て逃げるように降りた。

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湖周辺は公園になっていてカップルや家族連れでのんびりしている。尋常ではないイチャイチャをかましているカップルもいるので観光に良いと思う。

とか言ってると例の微風が。生暖かい風が吹き始め、葉っぱが落ち始める前にベトナム人が一斉に動き出す。人々は駆け足に、バイクはカッパを着込み、露営店舗はせっせと席を片付ける。そうです、スコールが来るよ!って

ゴアアアアアアアアアア!!!!!

一瞬でMAXの水量。もはやウサイン・ボルトだ。宿までまだまだあり、仕方なくカフェに避難。

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ハノイビールでも飲んで雨が止むのを待つ。なぜかぬるいビールと氷が入ったグラスを渡される。これが噂の氷ビール。コーラじゃないんだから。なんか早く飲まないと薄くなりそうでゆっくり飲めない。嗚呼、貧乏性。
雨は一時間近くしてやっと外に出れるくらいに。濡れながら宿へ。

ここでさっきの学生さんともう一人の日本人と会う。なんでもこれからチベットにいくそうな。羨ましい。
でも中国ビザがないらしく困っていた。ベトナムで取ればよかったのだが遊んでいるうちにベトナム滞在が後4日になってしまったとのこと。ビザは土日挟まると1週間近くかかるし(+金出せば早くはなる。)もう出国せねばならない。

ビザは本当に面倒だ。日本のビザは世界でもトップクラスのノービザ入国ができる通り抜けフープ。ビザで面白いのが国によって条件が偉く違う。例えばベトナムは日本人はノービザで2週間だが、フランス人やイギリス人は1ヶ月と言っていた。そんでノービザ入国できない国もあるのだ。
タイは空路なら1ヶ月、なぜか陸路なら15日。ネパールやカンボジアはビザないと入国できないが空港などで簡単に取れる。
しかしインドなどはビザないと入れないしビザ取りがめんどくさい。などなどビザって面白い。アライバルなんか駆使して旅してる人がいたなあ。


気づけばビールの見ながら3人で2時まで話していた。



5月22日

ハノイ・バックパッカーズ・ホテルは朝食付。そして食い放題!!!
待ってましたクミコハウス以来。そして豪華!!7時に起きて突撃敢行!
フランス植民地名残のフランスパンにジャム、インスタントラーメンにコーヒーやお茶、あとバナナ食い放題。気づけばインスタントラーメン1杯とフランスパン3本食ってコーヒー2杯飲んでた。

ツアー会社へ。実はひどく迷っていた。ハノイにいつまでいるのかを。サパなどの山岳部にいくには日数が微妙だし、そもそもメコン流域がお気に入りなので早めに南へ行くかで迷う。ハノイは都会だがそこまでみるものがない。近場のハロン湾は見たかったが雨降ったらやだし・・・と女々しく決められないでいた。

とにかくバスの時間を聞いて条件が良かったら今日の夜行でフエに行くべし!と3本目のフランスパンをかじりながら決めた。
ホテル斜め前のツアー会社へ行く。対応が良いお姉ちゃんだったので。
宿泊しているホテルでは何箇所か停泊できる青春十八切符みたいなのが売っていたが、スタッフの姉ちゃんがひどい接客だったし何言ってるかわからんのでやめた。でもこっちのほうが安そうに思う。

ツアー会社に聞くと、フエまでは12時間、寝台で18時発13ドル。ちなみに電車は41ドル。電車は高いみたいだ。
ラオスより安いので驚いた。もうこれに決めようかと思ったが、一応ハロン湾も聞いてみた。すると15ドルで一日コース満喫できるらしい。さらに今からでも今日のが間に合うとのこと。天気が微妙だなあというジェスチャーをすると「今日は曇だけど昼間は雨はふらないと思うわ。」とお姉さんが言ったので天に運を任せ行くことに。バスは明日に。



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なつかしのインド人集団!!

こんな調子で全く計画性なしにハノイの日々はすぎる。
8時半、バイクに乗っけられてバスへ。20人くらいで4時間かけてハロン湾へ。
ツアーは英語だがまあ何とかなる。付いて行けば良い。


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船に乗り込み、まさに龍のようなハロン湾へ向かう。


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内陸の山もこんな感じの奇岩が多かったが、石灰質の関係らしい。地質学とか最近興味が湧いてきた。
昼食付き。ご飯と魚と青菜と・・・あんまりパットしないがおかげで同じテーブルの人たち、食が進まないらしくご飯3杯お替りできた。こういうことの積み重ねが幸せなんだなあ。


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物売りの姉ちゃんも大変である。


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仕事中だよね?


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ハロン湾は想像以上に広い範囲に巨岩・奇岩が分布しており、近場でみる圧倒的な壮観も良いが、遠景の水平線と交わる姿も美しいと思った。まさに自然しか作り得ない。長い年月を感じさせる。



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ビームサーベル?

さらにティエンクン洞という鍾乳洞へ。なぜか人工的な光で幻想的感を醸しだされています。不思議な感じ。中は死ぬほど蒸し暑い。

16時半にバスに乗り込みハノイへ。途中から昨日以上の大雨。雷で空は昼間のように明るくなり、ハノイ市内は10センチくらいのプチ洪水に。しかし慣れっこのハノイ市民は特に気にしない。 
雨の中、宿近くに降ろされて走って帰る。雨ばっかり。でも考えたらこんな大雨なかなか体験できまいし、いかにも東南アジアだから楽しむくらいにならねば。とフォーを食いながら思うのであった。
posted by 小太郎 at 16:44| Comment(0) | ベトナム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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