2012年05月24日

ハノイ散策とフエ散策

5月23日
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泊まったホテルの部屋


本日は曇天だが、雨は降らず。しかしその代わりにサウナのような蒸し暑さ。
朝、2本目のフランスパンをかじりながら今日の予定を確認する。
17時半のバスでフエに行く。荷物はツアー会社へ預けハノイの街を散策。

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ハノイはどっちかというとゆっくりカフェで過ごしたり買い物の街だ。去年行ったホーチミンもそんな感じだった。まあ都会だから仕方ない。
一応タンロンというお城の世界遺産もあるので行ってみようかなと思い歩き始めるも地図を読み違えており、思ったより遙かに遠かったのでやめた。


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ハノイ市内散策にするか。街をぷらぷらあてもなく歩くのもたまには良い。海外の街はどこを見ても新鮮で楽しい。特に現在経済発展まっしぐらの国は、時代の急成長を象徴する巨大なビルや綺羅びやかなブランド店の横でカゴを担いで果物を売るおばちゃんが歩いていたりでギャップが非常に面白い。


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どこから来ているのか果物販売ママたち

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バーバー青空 そのうちこんな風景もなくなるのかなあ・・・

急激な成長は段階的ではなく、とにかく富める者からといった妄信的な発展である。そこから漏れた人との差は激しい。経済発展という国家をあげての悲願の中で確かに時代に取り残されていく人たちは存在するのだ。それは格差問題もでるわな。しかし、ずっと貧しかった彼らにとってこのチャンスを逃すまいという強い意志と老体と化した先進国に対しての反骨心とが見れる。この勢いは日本人には止められまい。各種問題もあるが日本ですら問題だらけなんだから仕方がないんじゃないかとも思えるようになってきた。世界は弱肉強食なのだとこの旅で強く感じた。


さあ珍しく買い物するぞ!しかも自分のために。2ヶ月半も旅して自分用に買ったものはククリナイフ(ネパール)とラクダ皮カバン(インド)のみ。まあそんな欲しい物もないわけだがベトナムは違う!唯一旅の前から買おうと決めていたものがあった。


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お店の了承を得てから撮りました。一応撮影は厳禁らしい

プロパガンダポスターだ。
ベトナムが共産党イケイケだった頃のプロパガンダ(国家の宣伝、日本で言えば欲しがりません勝つまでわ的な)ポスターが売っている。
決して僕は左翼でもなんでもないのだが、左翼陣営のプロパガンダポスターは芸術品といえる。ソ連や中国などもそうだ。わかりやすいデザインとこれでもかというくらいの真っ赤っ赤。さらに戦争中ではアメリカへの風刺なんかもセンスが良い。
以前ホーチミンにいった時に思ったより高くて買わなかったのをものすごく後悔したからずっと買おうと思っていたのだ。
ホーチミンはもちろん、マルクス、レーニン、カストロ、似てないゲバラなどなど。(さすがにスターリンと毛沢東はいなかった)
武器を取る人民、アメリカ軍と勇敢に戦う戦士、銃後の女性たち、戦争後のドイモイ政策の喧伝なんかもあって見てるだけで楽しい。
おすすめはプロパガンダアートというお店。地球の歩き方に乗ってます。旅行者が多いからかダンボール製の固い筒に入れてくれるので助かる。
中7ドル半、小3〜5ドルくらい。少し高いが考えたらビレッジバンガードでポスター買うよりは安い。




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昼飯はブンチャー。一昨日ぼったくられ疑惑があるいわくつきだがうまいので仕方がない。今回はちゃんと値段も確認していただく。その辺の路上食堂だがうまい!あのつくねみたいなのは焼き鳥みたいにして網で挟んで焼いていた。

ハノイを歩いていてよく言われたのが「日本人?中国人かと思ったよ。」
そしてヒゲの仕草。どうやら髭を伸ばすのは中国人というイメージが強いようだ。ああ、僕はどうせ孔子ヒゲですよ。理想はカストロやゲバラみたいなゲリラヒゲだったのに、昔の中国の小役人のようなヒゲしか生えてこない。お髭は明治時代から敗戦までは権力や知識の象徴だったのにいつからか日本ではあんまり良くないことになったようだ。もちろん職場ではダメなので今は好き放題育ててます。帰ったら剃ります。


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暑いのでチェー。とにかくハノイの道はわかりづらい。迷いまくって大汗をかいたのでチェー。この五臓六腑に染み渡る強烈な甘み、変な食感のゼリー、そして果物。これで50円くらいだから最高ではないか。



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湖畔を散歩。やたら結婚式用の写真撮影をしていた。


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バス乗る前に飯。おかず選び屋さん。好きなおかずを選んでいれてもらう。お肉系はあんまり入れてくれないのが残念だがとてもうまい。種類が多いので選ぶのにすごく迷う・・・

17時半、雨の中バスへ。一路フエへ。豪華なスリーピングバスはエアコン、トイレ付き。客は少ない。ここでもいるのだが、白人&ベトナム人(タイ人やラオス人のもよく見た)カップルはやたらブッチュブッチュして目のやり場に困る。一緒に旅しているようだがどういう関係なのか。たしかに現地語話せる通訳付きだったら最高だけど。そしてなぜかこの組み合わせのカップルの白人男はなぜか若いのにハゲかかっている人が多いのは気のせいか?でも国際結婚とかするんだったら大変だろうなあ。


5月24日

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爆睡。バスの振動って心地よいね。飛ばない程度だったら・・・
フエは8時半着。いきなり客引き攻勢も行きたかったBINH DUONG1ホテルの兄ちゃん捕まえる。バスで日本語をしゃべるさわやかな少年がそこが一番安いと言っていた。地球の歩き方にも載っている。
日本語ペラペラでご丁寧なスタッフに色々聞いてみた。ホイアンまではここから4時間。ホイアンからホーチミンまでは20時間以上かかるらしい!!
う〜ん、時間的に早めにホーチミンに行っておきたかったが20時間って一日丸つぶれでもったいない。しかしその間はニャッチャンくらいしかない。ニャッチャンはリゾート地なので行っても仕方ないしこれは迷うところ。周辺行こうにも日程が怪しいのでホイアンに行ってから考えよう。


フエ観光。阮朝王宮へ行く。今日は珍しく天気が良くて・・・

暑い!!!

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ハノイの蒸し暑さと違ってインドばりの直射日光の厳しさ。晴れようが雨降ろうが暑いのね。
橋を渡り王宮へ。ベトナムはトータルで1000年近く中国に支配された歴史を持ち何度も侵略と撃退を繰り返していた。そんな中で阮朝は割りと独立を守ったようだが、後年フランスに支配されてしまう。こうしてみるとベトナムは大国に支配され、侵略され続ける歴史を持つ国だ。最後の最後には最強のアメリカさんからも攻められたくらいだからよほど運が悪いとしか言いようが無い。しかしその中で強くたくましく生きてきたからこそあんだけふっかけても平然といれるのね・・・



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くわっ!!

阮朝王宮は見た感じではやはり中国の影響が強い建築技術だ。でもどこか日本的な細部へのこだわりなんかも見れて首里城に近いように見えた。
建築や像は遠くペルシャやインドから日本まで技術が人々によって伝わり、その現地の文化と混ざったものが今ある芸術などにも関係しているらしい。各国を回ってその国の特色が反映されていて違いを見比べ、同じ要素を見つけるのがとても楽しかった。
インドは自然的で枠に収まり切らない強さがあった(ムスリム系はちょっと違うが)。中国は大陸の豪胆さと流れるようなしなやかさを併せ持つ。タイやラオスは豪華で綺羅びやかだがどこか馴染みやすかった。日本は繊細かつその周りまで含めた美を求める。
ベトナムはというと中国っぽさの中に独自の文化がしかと見える。壁は黄色で塗られており、屋根や廊下の装飾はとても細やかでアイデア満載だ。
中国やインドのようなバカでかく人々を圧倒させる力はないが、日本同様独自の視点を持った芸術的感覚があるように思った。だからなんとなく日本の寺っぽいとこがある。


ベトナムの粋なデザイン

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かぼちゃ色のタイル

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ゴッホのひまわりっぽい

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まあこんな感じで各国の文化遺産などの相違や近似しているところを探すのも、一入の芸術家にでもなった気分が持てて面白い。まあ僕はやはり日本のが一番かな。奥ゆかしさとかね。見てて疲れない所が良い。ベトナムのはそういった点では落ち着きました。暑いけど。



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王宮を抜けて市場へ。20分歩いたところにドンバ市場がある。ベトナムらしい混み混みした市場。そうそう、各国の市場巡りもなかなか良い。観光客用ではない生活臭が立ち込める市場。靴や服売り場の横に乾物屋があって臭いがつきまくってようが、客が来てるのに寝てたり飯食ってようが気にしないのがベトナム市場。

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フエ名物コムヘンを食う。むっちゃ辛いねこまんま的な味。足らないのでおかず選び丼も食う。そのあと市場でふらつきながらチェーも飲む。ああ、市場満喫ですな。ちなみに欲しいものはあまり売ってないが観光客用の店よりは安いらしい。交渉次第では。

明日はDMZ行ってくる。非武装中立地帯で戦跡鑑賞。
posted by 小太郎 at 18:11| Comment(1) | ベトナム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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